
こんにちは、鳴海慎吾です。
本日は沐浴についてのお悩みを解決する記事を書きました!
昨今、「サウナ」という言葉をよく耳にするようになりました。友人や同僚との会話でも、「最近サウナにハマっている」「整う感覚にはまった」などという話題が出ることも多いのではないでしょうか。そして、コロナ禍以降、サウナ施設を利用する際の注意事項やマナーが変化し、新たなスタイルとして「黙浴」の浸透が進んでいます。サウナの中でも、周りのおしゃべりがない静かな空間を楽しむ「黙浴」は、密を極力避ける意味でも注目されるようになりました。
この記事では、黙浴とサウナの関係や、コロナ禍以降におけるサウナ施設の方針の背景、そして「サウナでの会話はあり?」といった疑問点について掘り下げていきます。サウナ好きはもちろん、普段はあまりサウナに興味を持たない方でも「黙浴」というキーワードを知るだけで、サウナの楽しみ方が大きく変わるかもしれません。ぜひ最後までご覧ください。
「黙浴」とは?サウナにおける静寂の過ごし方
黙浴(もくよく)とは、その名のとおり「黙って入浴・入室する」ことを指します。サウナ施設によっては、サウナルームの中での会話を極力控えるよう呼びかけているところもあります。コロナ禍以降は特に、飛沫を防ぐ目的から会話を自粛する動きが加速しました。その結果、「黙浴」を取り入れることで密を回避しつつ落ち着いてサウナを楽しむ人が増えているのです。
静かな空間がもたらすリラックス効果
サウナはそもそも発汗や高い温度環境によるリフレッシュ効果が期待される空間です。しかし黙浴で一切の会話を控えると、静寂の中で体だけでなく頭の中もスッキリしやすくなるというメリットがあります。周囲の余計な雑音が入らないことで、自分と向き合う時間を過ごしやすくなり、より深いリラックス感を得られるという利用者の声も少なくありません。
意識的に黙っているのはハードルが高い?
慣れないうちは「黙浴なんて息苦しいかも…」と思うかもしれません。友人と一緒に行くと、つい談笑したくなることもあるでしょう。しかし、施設によっては感染症対策の一環として「黙浴」というルールを明確に打ち出し、おしゃべりを控えることで安全に利用できる環境を整えています。最初は少し我慢が必要かもしれませんが、慣れてしまうとストレスを感じるどころか、むしろ次第に「無言で過ごすサウナの心地よさ」の虜になる方も。
サウナのソロ活やグループでの楽しみ方は下記の記事をご参考にしてみてください。
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コロナ禍以降に見られるサウナ施設の方針
感染予防対策から生まれた変化
コロナ禍以降は、サウナ室の定員を減らしたり、高性能の換気システムを導入したりと、さまざまな感染症対策が進められてきました。その一つとして「マスクの着用」と並んで注目されたのが「なるべく会話を控える」という取り組みです。これによって、サウナ利用者同士で飛沫を飛ばすリスクを抑えられるだけでなく、静寂を好む人にとっては利用しやすい環境が整いました。
飛沫防止や呼吸をしやすくするのにサウナマスクも有効的です。
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黙浴を推奨する施設が増えるメリット
サウナ施設の方針として黙浴を推奨する最大のメリットは、利用者同士のトラブルを減らす点にあります。以前は、サウナルームで仲間同士の会話が盛り上がりすぎて、不快感を覚える人も一定数いました。黙浴のルールがあることで、声のボリュームを気にしなくても済み、また周囲も自分のペースで心地よく入れるため、施設全体で落ち着いた空気が保たれます。
サウナでの会話はあり?声を出すタイミングへの疑問
黙浴が広く浸透してきた一方、「全く喋ってはいけないというわけではないのでは?」という声もあります。確かに、まったく口を開いてはいけないルールを強要されると息苦しいかもしれません。そこで押さえておきたいのは「黙浴推奨=絶対に会話禁止」というわけではないケースが多いという点です。
ストレスなく黙浴を楽しむためのコツ
設備の利用方法に関する簡単な会話は控えなくても問題ない?
たとえば「サウナマットはどこにありますか?」といった、一言で済む短い会話は周囲に深刻な影響を与えるものではありません。ただし、周辺に人がいる場合はボリュームを落として、短めに伝えるように心がけましょう。
ロウリュウのタイミングなど重要な場面での声かけ
サウナによってはアウフグースやロウリュウと呼ばれるサービスを行うことがあります。その際にスタッフからのアナウンスが必要なこともあるため、施設側からルールが示されている場合には従いながら、必要最低限の声かけは許容されることが一般的です。
露天風呂や休憩スペースでの会話
サウナルーム内での会話を極力控える一方、外気浴エリアや広い休憩スペースなど、距離が保てる場所や声がこもりにくい場所を利用して話をするのは問題ないこともあります。黙浴が主流でも、施設の指示や状況に合わせて上手にコミュニケーションをとることが大切です。
まとめ
黙浴は、コロナ禍以降のサウナ施設で新たなマナーとして広がりをみせています。最初は「息苦しそう」と思うかもしれませんが、実際に試してみると静かな空間でじっくりと汗をかき、リラックスを深めるという体験に心惹かれる人は少なくありません。
サウナでの会話は決して完全に禁じられたものではなく、施設の方針を守りつつ、必要なコミュニケーションだけを行うスタイルが主流です。「黙って過ごすサウナ時間」は、結果的に豊かな心の休養につながることも多いので、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。