近年、心身をリフレッシュできる効果が再注目され、サウナー人口が急増しているサウナ。宮崎県でもサウナブームの波が押し寄せ、続々と新しいサウナ施設が誕生しています。
しかし、サウナは公共の施設であり、気持ちよく利用するためにはマナーを守る必要不可欠です。そこで今回は、サウナ初心者の方でも安心して楽しめるように、実践したいサウナマナーをご紹介します。
サウナのマナーとは?
サウナを利用する上で大切なのが、マナーを守ることです。周りの人と協力し、安全かつ快適な環境を作り出すことが、サウナの醍醐味を味わうための第一歩です。
1.清潔感を意識する
サウナに入る前に、必ず体を洗い、髪を洗い流しましょう。これは、汗臭さや皮脂汚れなどをサウナ室に持ち込まないためです。清潔な体で入ることが、共有する空間でのマナーとなります。
2.サウナ室に入る前に水滴を拭く
身体にをしっかり清めたあとは、水滴を拭き取ることが大切です。これは、サウナ室を清潔に保つだけでなく、自身の汗の蒸発を促進し、効率的に温まる効果も期待できます。
たまにびしょびしょのまま入室する方がいますが、他のお客様は不快に思っていても中々声をかけづらいことなので本記事を読んだらすぐに実践しましょう!
3.タオルは絞って入る
サウナ室では、汗を拭いたり、座面に敷いたりするためにタオルを使用します。しかし、濡れたタオルを持ち込むのはNGです。水滴が床に落ちると滑りやすくなり、転倒事故の原因となる可能性があります。
サウナ室に入る前に、タオルをしっかりと絞ってから持ち込みましょう。サウナマットを敷いている施設もありますが、基本的には自分のタオルを持参するのがマナーです。
4.サウナ室内では大きな声で話さない
サウナ室は、静かにリラックスできる空間です。大きな声で話したり、周囲の人と談笑したりするのは控えましょう。会話は必要最低限に留め、周りの人の迷惑にならないように気配りを忘れないでください。
コロナ禍以降「黙浴」を推奨する施設も増えています。ただし、あくまでも施設にもよりますが、もともとサウナ室が社交場みたいな所もなかにはあり地元の方が集まるタイプの銭湯や温泉のサウナ室に多く、宮崎県内にもそういったサウナが多くあります。サウナでの会話を『サウナ会話警察』のようにはならず、そういった文化もあることは十分理解しておきましょう。少なくとも大きな声で話すのはサウナマナー反する行為にあたりますね。
5.水風呂に入る前に汗を流す
水風呂に入る前に、かけ湯でしっかりと汗を流すことが大切です。これは、水風呂の汚れを防ぐだけでなく、体の表面の塩分を洗い流すことで、水風呂の冷感をより深く感じられる効果も期待できます。
水風呂は、サウナで温まった体を冷やすためのものです。水風呂に潜ると、心臓に負担がかかり、体調を崩す可能性があります。安全のためにも、水風呂では潜らないようにしましょう。
宮崎県には、天然温泉を使用した水風呂を楽しめる施設も多くあります。サウナでしっかりと温まった後に、冷たい天然温泉でクールダウンすれば、至福の時間を味わえます。
まとめ
サウナは、マナーを守れば、誰でも気持ちよく楽しめるものです。今回ご紹介した5つのマナーを参考に、宮崎県のサウナ施設で充実したサウナ体験を楽しみましょう。