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サウナデビュー前に知っておきたい!サウナを楽しむためのサウナマナー

サウナデビュー前に知っておきたい!サウナを楽しむためのサウナマナー

この記事で解決できるお悩み

  • サウナ初心者で、どんなマナーがあるのかわからない
  • 場所取りや大声でのおしゃべりなど、違反行為を避けたい
  • 汗を拭かずに水風呂に入るなど、周囲に不快感を与えないか心配
  • びしょびしょのままサウナ室に入る行為は本当にダメなの?
  • 汗ロウリュウやアロマを勝手に使うなど、マナーに反する行動を知りたい
鳴海慎吾
鳴海慎吾

こんにちは、鳴海慎吾です。
本日はサウナのマナーについてのお悩みを解決する記事を書きました!

近年、リラクゼーション効果やリフレッシュに対する注目度が高まり、全国的にサウナ利用者が増えています。実は宮崎県でもサウナブームが到来しており、新しいサウナ施設がぞくぞくとオープンしています。

しかし、サウナは多くの人が共有して利用する場所。気持ちよく過ごすためには、正しいマナーを身につけておくことが大切です。今回は「はじめて」の方向けから、「ベテランの方も改めて」緩みがちなポイントを確認できるサウナマナーをご紹介します。

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  • この記事を書いた人

鳴海 慎吾

宮崎市在住の30代 会社員。普段はIT系の企業に勤めながら平日・土日祝問わずサウナめぐりをしています。サウナブームが再来している中、宮崎県は他県と比べまだまだと感じ、情報発信サイト始めました。 サウナ歴:10年くらい プロフィール

サウナが楽しくなる! 基本のマナーを押さえよう

サウナを利用する上で大切なのが、マナーを守ることです。周りの人と協力し、安全かつ快適な環境を作り出すことが、サウナの醍醐味を味わうための第一歩です。

はじめに清潔な状態をキープ

まず、サウナを利用するうえで欠かせないのが「清潔感」です。サウナ室に入る前には、しっかり体を洗い、髪についた汚れや皮脂などを洗い流しておきましょう。もし前もって洗い流さないと、汗と皮脂で床や座面が汚れてしまい、周囲の方に不快感を与える原因となります。サウナは個人の空間のようでいて、実際には多くの人と一緒に使う施設です。清潔な体で入室すれば、みんなが快適に過ごせます。

鳴海慎吾
鳴海慎吾

まずは浴室で身体を洗ってから入るという当たり前のことです。サウナに入る前に身を清めるといったりもしますが、こちらは最低限のマナー。更にお風呂にはいり身体を温めてからサウナにはいることでサウナの効果がアップしたりするメリットも。

 びしょびしょのままサウナは要注意

よく見かける違反ともいえる行為として、体を洗ったり湯船から上がった後、そのまま水気を拭かずサウナ室に入ってしまうケースがあります。いわゆる「汗を拭かずに水風呂から出てサウナに入る」状態や、タオルでしっかり体を拭かないで入室することで、床が水浸しになる場合があります。これは他の利用者が滑って転倒しやすくなるだけでなく、衛生面でもあまり好ましくありません。

入室前にはきちんと体を拭くか、絞ったタオルでもう一度水滴をふき取ってから入りましょう。周りの方への思いやりが、サウナをさらに快適にさせるポイントです。

鳴海慎吾
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たまにびしょびしょのまま入室する方がいますが、他のお客様は不快に思っていても中々声をかけづらいことなので本記事を読んだらすぐに実践しましょう!

サウナ室でのおしゃべりに注意

サウナは、心身ともにリラックスするための空間です。高温で発汗し、ほてった体を休める時間を楽しみたい人が多いため、大声や長時間の会話は周囲の方のリラックスを損ねる恐れがあります。友人同士で会話をすることで和むケースもありますが、声の大きさや話す内容・時間帯に細かく配慮するよう心がけましょう。


特に混雑時や静かに過ごしたい方が多い時間帯などは、必要最小限の会話にとどめる、声のボリュームを落とすなど、周りの人への気遣いを大切にしましょう。心地よい空間づくりは、互いのマナー意識によって支えられています。

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「場所取り」はほどほどに

混雑するサウナでは、席を確保するためにタオルや物品を置いてしまいがちです。しかしながら、極端な「場所取り」は避けましょう。周囲の方々が座れるスペースを探せずに立ち尽くしているようであれば、自分の荷物をコンパクトにまとめる、あるいは譲り合う心遣いも必要です。サウナは皆で利用する場所。「自分さえ良ければ」という姿勢は、快適な空間づくりからかけ離れてしまいます。


水風呂や休憩スペースでのマナー

サウナから出たあとの水風呂や外気浴・内気浴でも最低限のマナが-あります。

汚れを流すことは思いやり

「水風呂」は、サウナの大きな楽しみのひとつです。熱々のサウナ室でしっかり発汗したあとに、キリッと冷えた水風呂に入ると、心地良い刺激が全身を包み込みます。しかし、サウナ室でかいた汗を流さずに、そのまま水風呂へ飛び込むのはNG。いわゆる「汗を拭かずに水風呂」に入ると、体から流れ出る汗や皮脂が水風呂の汚れにつながり、他の人が不快に感じる原因になってしまいます。

必ずかけ湯をして汗を落としてから水風呂に入るようにしましょう。同じように外気浴・内気浴などの休憩スペースなども利用したら、桶などで利用した椅子をさっとすすぎましょう。これだけで、ほかの人への迷惑が軽減され、清潔に施設を保つことができます。

 大声やうるさいおしゃべりは控える

サウナ同様、水風呂周辺も「静かに休む場所」と考えておきましょう。特にサウナ上がりの爽快感でテンションが上がり、大声やうるさいおしゃべりをしてしまうケースがあります。しかし、水風呂を利用する人は静かにクールダウンをしたい方がほとんど。過度な談笑は避け、周囲の雰囲気に配慮しましょう。


サウナ室での振る舞い:みんなが心地よい空間づくり

 大声のおしゃべりに注意

何度も書きますが、サウナ室は心と体を休める空間です。とはいえ、昔から社交場のような役割を担ってきたサウナ施設もあり、地元の方が集まるところでは一定の会話文化が根付いている場合もあります。とはいえ、「うるさい」と感じるほどの会話や、大声で長時間おしゃべりすると周囲に迷惑をかけることになるため、ここは常に相手と周囲への配慮が必要です。適度な声量、適度な時間におさめることが、快適な空間を作る第一歩です。

汗ロウリュウやアロマを持ち込んで勝手にロウリュウを行わない

近年では「ロウリュウサービス」を提供しているサウナ施設が増えています。ロウリュウはサウナストーンに水やアロマ水をかけることで、熱気と香りをサウナ室内に広げるサービスです。ただし、施設がルールを決めて定期的に行うものが基本。

セルフロウリュウできる施設もありますが、ロウリュウするときは周りに一言「ロウリュウ失礼します。」など。個人が勝手にアロマを持ち込んでロウリュウしたり、意図しない量の水を注ぐことは、サウナヒーターの故障やトラブルの原因になりかねません。施設の規定を必ず確認し、スタッフが行う公式のロウリュウ以外の行為は控えましょう。

汗ロウリュウ(自分の汗タオルをサウナストーンの上で絞るクソ行為)や尿ロウリュウ(尿をサウナストーンにかけるクソ行為)などは論外。全施設出禁で。

まとめ

サウナは、正しいマナーを守ってこそ最大限に楽しめる施設です。「はじめて」体験する方は不安も多いかもしれませんが、今回ご紹介したポイントを押さえておけば、周りとトラブルになることなく気持ち良くサウナを堪能できます。「ベテランの方も改めて」振り返ってみると、意外と盲点になっていた項目があるかもしれません。

大声やうるさいおしゃべり、びしょびしょのままサウナに入る行為、場所取りなどのマナー違反を避ければ、多くの人が快適に過ごせる環境が整います。サウナを利用する全員が心地よく汗をかき、リラックスできるように、ぜひマナーを大切にして楽しんでください。

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鳴海 慎吾

宮崎市在住の30代 会社員。普段はIT系の企業に勤めながら平日・土日祝問わずサウナめぐりをしています。サウナブームが再来している中、宮崎県は他県と比べまだまだと感じ、情報発信サイト始めました。 サウナ歴:10年くらい プロフィール

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