
こんにちは、鳴海慎吾です。
本日はサウナでの水虫についてのお悩みを解決する記事を書きました!
サウナに行くと、心身ともにリラックスできて気持ちがいいですよね。じんわり汗をかいて身も心も軽くなる感覚は、何ものにも代えがたい魅力があります。しかし、そんな快適なサウナタイムの裏で気をつけたいのが「水虫」です。多くの人が利用するサウナでは、どうしても足元に菌が発生しやすく、知らないうちに感染のリスクを高めてしまうことがあります。
「サウナで本当に水虫はうつるの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、水虫の基本的なメカニズムからサウナ成分との関連性、そして予防や対策のポイントまでをしっかりまとめました。サウナが大好きな人はもちろん、これからサウナに興味を持ってみようと思う方々にも役立つ情報をお届けします。ぜひ最後まで読んで、足元を清潔に保ちつつ、快適なサウナ時間を楽しんでください。
サウナと水虫の基本知識

水虫とは?
水虫とは、皮膚糸状菌と呼ばれるカビの一種が足や爪などに繁殖することで起こる感染症の総称です。特に足の指の間や足裏がむずがゆくなり、皮がむけたりヒビ割れたりするのが一般的な症状として知られています。症状が軽度なうちは「ただのかゆみかな?」と思う程度かもしれませんが、放置していると治りにくくなり、爪にも広がる可能性があります。
水虫は「うつる病気」の代表例といっても過言ではありません。誰かに触れなくても、菌が存在する床やスリッパなどを通して感染することがあるため、注意が必要です。とくに家の中や公共施設で共有される場所は、水虫菌の温床となりやすいので、普段の生活でどのように対策をするかがポイントになります。
サウナで水虫がうつる理由
サウナは湿度が高く、温度も比較的高めです。ただし、サウナ室そのものが直接の原因というよりも、多くの利用者がいる共用スペースに菌が存在しやすいことが懸念されます。たとえばサウナに入る前後で使用する脱衣所、シャワールーム、浴場の足元などは常に湿度が高くなりがちです。このような湿った環境は、水虫の原因となる菌が繁殖しやすい条件を整えてしまうのです。
また、サウナやお風呂で足元がふやけた状態では、皮膚が柔らかく表面のバリア機能が弱まる傾向があります。そうなると、ちょっとした接触でも水虫菌が入り込みやすくなるため、いつもより感染しやすいリスクが高まってしまいます。「サウナ利用者が多いタイミングで行ったら、足元がむずむずし始めた…」という経験から、水虫感染を疑うケースも少なくありません。
サウナでの水虫予防ポイント
菌を広げないためのケア方法
サウナに限らず、水虫に感染しないためには「足を清潔に保つこと」が最重要です。特に、サウナや浴場を利用した後はしっかりと足を洗い流し、丁寧に水分をふき取るように心がけましょう。指の間に水分を残したままにすると、菌が繁殖しやすくなる原因になります。タオルを使う際には指の間も丁寧に拭き取り、できれば乾いたタオルで仕上げ拭きをするのもおすすめです。
また、自宅からサウナ施設へ行くときに自分専用のサンダルやスリッパを持参するのも予防策として有効です。共有スリッパに足を直接入れなくて済むようにするだけでも、水虫菌をうつされるリスクはかなり軽減されます。さらに、サウナ利用後には自宅で足の裏や爪をチェックし、少しでもかゆみや変色が認められたら、早めに対処することが大切です。
サウナ施設での注意ポイント
サウナ施設を利用するときには、以下の点に注意してみてください。
- 共有スペースでは裸足で歩き回らない
→ 足裏に菌がつくのを防ぐために、なるべくスリッパやサンダルの着用を心掛けましょう。 - 個人用のタオルを複数枚持参する
→ 足を拭く用と身体を拭く用のタオルを分けたり、菌を広げない工夫ができます。 - 水虫予防スプレーの活用
→ 一般的な薬用スプレーを利用しておくと、菌が付着しづらくなる可能性があります。 - サウナ後は即座に足を洗う
→ シャワールームでしっかり洗浄し、清潔なタオルで拭き取って菌を持ち帰らないようにしましょう。
これらの小さな工夫を積み重ねるだけでも、水虫に対する予防効果は大きく変わってきます。
もし水虫に感染してしまったら
万が一、水虫に感染してしまった場合は、早期に適切な治療を始めるのが肝心です。市販の水虫薬でも効果を期待できますが、症状がひどい場合や長引いているときは皮膚科へ相談しましょう。医師の診断を受け、塗り薬・飲み薬などを使って集中ケアを行うことで、再発を防ぎながら完治を目指すことができます。
また、治療中でもサウナ通いを完全にあきらめる必要はありません。ただし、その場合は以下の点に特に注意してください。
- 患部がある足をできるだけ清潔に保つ
- サンダルを持参して施設を利用するときも菌を拡散させない
- ほかの人の足に感染を広げないよう、患部をしっかりガードする
自分自身の症状を軽視せず、完治するまで根気強く治療を続けることで、快適にサウナを楽しむことができるようになります。

水虫に見えても実は湿疹、アトピー、かぶれ、細菌感染など、別の皮膚疾患である可能性もあります。まずは病院にいき医師の診断をうけましょう。
まとめ
サウナは日々の疲れを癒やしてくれる素晴らしい環境ですが、水虫という厄介な菌のリスクがあるのも事実です。湿度や温度が高いため、足元がふやけやすく菌が繁殖しやすい条件がそろっています。だからこそ、足元をこまめにケアし、共有スペースでも注意を払うことが何より大切です。
特に、水虫は一度かかると治りにくく、爪やほかの部位に広がりやすいという特徴があります。サウナ利用後は必ず足を洗い、しっかり拭くという基本を守りましょう。もしも感染したと感じたら、早めに皮膚科医の診断を受け、適切な治療を受けることがベストです。正しい知識と日頃のケアで、水虫の悩みを遠ざけて快適なサウナ時間を楽しんでください。