コラム サウナの基本知識

"ととのう"の世界へ -サウナで見つける究極のリフレッシュ法

みなさん、サウナの『ととのう』ってご存知ですか?

「サウナが好きなんだよね」とサウナへいかない知人に話しをすると「ととのうの?」っと質問が返ってくることがよくあります。

サウナでカラダを芯から温め、じっくりと汗をかき冷たい水風呂に浸かり、その後しっかりと汗や水を拭き外気浴で落ち着く。この過程を何度か繰り返すと不思議な体験ができるんです。

それが、日本発の『ととのう』現象です。

サウナの魅力『ととのう』とは?

日本発の独自の言葉

サウナ用語としてよく使われる『ととのう』というのは日本のサウナ文化特有の表現で、「整う」「調和する」という意味になり、心身が理想的にリラックスした状態を指します。

身体と精神が一体化し、気持ちよく疲れきった感覚。それでいて、不思議とリフレッシュできている。そんな特別な体験なのが『ととのう』です。「サウナトランス」「サウナハイ」とも呼ばれることもありますが、今は「ととのう」という言葉が一般的になってきましたね。

サウナで味わえる『ととのう』体験

『ととのう』を味わうには、サウナ、水風呂、外気浴を繰り返す必要があります。

熱いサウナで思いっきり汗をかき、冷たい水風呂で身体を冷やす。そしてタオルでしっかり拭いた後は、しばらく外気浴や内気浴をしましょう。この行程を2、3回くり返せば、だんだんと『ととのう』状態に入れるはずです。

鳴海慎吾
鳴海慎吾

私の場合は、調子が良いと1セットでもととのいますし、悪いと何セット入ってもととのわないこともあります。

『ととのう』ためのコツ

『ととのう』を上手く味わうには、上記の流れを数セット繰り返すのが基本ですが、一番は無理のないペースが大切です。自分の体調と合わせながら無理せず行うのが大事です。

また『ととのう』はリラックス状態でもあるのでなるべく静かなところや安心できる姿勢などで外気浴や内気浴をするのも良いです。

視覚や聴覚なども含めて自分がリラックスしやすい環境をつくることが重要です。

数年前に放送された「マツコ会議」では、山梨県の玉川キャンプ村でテントサウナを楽しむ人々から中継が放送され、サウナーたちが水温約5度の川に飛び込み、サウナと極寒の水風呂を繰り返すことで"ととのう"という体験についての特集が放送されていました。

その番組に登場した女性編集者2人は、"ととのう"を「受精に近い」「除霊の効果がある」と表現し、マツコを驚かせていました。このように『ととのう』はサウナーそれぞれ独自の"ととのう"解釈を持っているで単なるリラックスだけでは語りきれないかもしれません。

まとめ

『ととのう』についてなんとなくわかりましたか?

まだ良くわからない方は百聞は一見に如かず、まずはサウナにいってみましょう!

『ととのい』にいくという目標を設定しちゃうとメンタル的にもととのいにくいので、とりあえず汗を流してリフレッシュ目的でいってみましょう。またもし周りにサウナ好きがいるのなら一緒にいってみるもいいかもしれません。

あなたもサウナの魅力である「ととのう」を実感してサ活を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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