サウナが注目を集めるようになり、サウナグッズの種類も増えてきました。その中でもサウナハットは人気アイテムの一つです。
でも、果たしてサウナハットは本当に必要なのか、どんな種類があって何を基準に選べばいいのかよく分からない、という方も多いのではないでしょうか。
私自身もサウナを好きになって10年以上立ちますが、私がサウナハットを初めて購入したのは数年前です。
それまでは手ぶらでサウナに行っており、なんならサウナハットを被ってサウナに入る人を「ファッションサウナーだろw」っと思っていた時期もありました。
ただ実際使ってみると普段のサ活をアップグレードできる感覚があり、単なるファッションという意見は今はなくなりました。
今回は、そんなサウナハットの役割と選び方について詳しく解説します。ウール、フェルト、タオル、リネンなど様々な素材のサウナハットがありますが、一体どれを選べば良いのでしょうか。サウナ初心者も上級者も、ぜひ素材の特徴を理解して、自分に合ったサウナハットを見つけていきましょう!
早速、サウナハットの基礎知識から見ていきましょう。
サウナ愛好家のための必須アイテム??サウナグッズ徹底解説
2024/6/16
サウナに行ってみたいけど、「よくわからない」「なにか必要なものは?」とか行ってみたけど「帽子を被ってる人がいる」「マイサウナマット持ってる人がいる」など気になっ ...
サウナハット役割とは?
サウナハットは、その名の通りサウナ専用の帽子のことです。サウナに入る際に被るアイテムで、主に以下の役割があります。
頭髪と頭皮を守る
サウナの高温環境から頭髪と頭皮を守ります。ドライサウナでは100℃を超える高温になり、長時間滞在すると髪の毛が乾燥し、パサパサになったり、ダメージを受けやすくなります。頭皮も乾燥してバリア機能が低下し、抜け毛や薄毛のリスクも高まります。サウナハットを被ることで髪と頭皮を物理的に保護し、こうしたトラブルを未然に防ぐことができます。
のぼせを防ぐ
サウナハットには断熱性があり、頭を熱から遮断する働きがあります。サウナの熱は上部ほど高温になりがちで、頭がのぼせやすくなります。のぼせを軽減できれば、長時間サウナを満喫でき、期待した発汗やデトックス効果を得やすくなります。頭部を守ることで、リラックスした快適なサウナタイムを過ごせます。
視界を遮る
人によっては視界を遮ることでサウナに集中しやすくなるという効果もあるようです。余計な情報をシャットアウトすることでより身体や耳からの情報に集中できるようになります。
個人的にはロウリュやアウフグースなどを受けると耳や乳首などが熱くなりがちなので、サウナハットで耳を守る事が多いです。乳首はどうようもないので手ぶらで守ります。
サウナの高温環境と髪・頭皮への影響
サウナは通常100℃以上の高温環境です。ロウリュ(水をかけること)によってある程度湿度を上げることができますが、それでも髪や頭皮への影響は避けられません。
髪は熱に弱く、高温によって乾燥しパサパサになりやすくなります。極端な乾燥は髪のダメージにもつながります。頭皮も乾燥すると、バリア機能が低下して外部刺激から守れなくなり、かゆみやフケ、抜け毛のリスクが高まります。
このようにサウナの熱による影響を最小限に抑えることが大切で、サウナハットを被ることがおすすめされる理由です。
サウナハットの種類と素材
タオル素材
1つ目はタオル生地です。タオル生地のサウナハットは、軽くて折りたためるので携帯性が高いです。吸湿性も良好なので汗を吸収し、気軽に洗濯できるのも人気のポイント。ただし、ウールフェルトよりは断熱性が劣るのがデメリットです。短時間のサウナなら問題ありませんが、長時間滞在の場合は物足りない面もあります。
ウール・フェルト素材(断熱性◎、耐久性◎)
ウール100%などのフェルトハットは、断熱性と耐久性に優れています。北欧などサウナ文化の発祥地で古くから愛用されてきた伝統的な素材です。髪や頭皮を最大限に保護したい場合は、このウール・フェルト製がおすすめ。
リネン素材(断熱性◯、耐久性◯)
リネン素材のサウナハットは、断熱性とデザイン性を両立したバランスの良いアイテムです。ウールほどの最高級品ではありませんが、高コスパで手に入れやすく、デザインバリエーションも豊富です。髪や頭皮へのダメージ予防とサウナの快適性確保を考えた実用的な選択肢と言えます。
その他の素材
サウナの普及とともに新素材のサウナハットも登場しています。高機能な合成繊維や、吸湿発熱素材など、様々な機能を備えた新素材のサウナハットが今後さらに増えていくでしょう。
用途別おすすめサウナハット
ドライサウナ向け(ウール・フェルト素材)
特に高温のドライサウナでは、髪の毛と頭皮をしっかりと守る必要があります。そういった過酷な環境に最適なのがウール100%などの断熱性に優れたフェルトハットです。価格が高めですが、サウナ好きの方にはコストパフォーマンスが良いといえるでしょう。
ロウリュサウナ向け(タオル素材)
ロウリュなどの湿度が高いサウナでは、汗をかく量が多くなります。そんな時は吸湿性に優れたタオル地のサウナハットがおすすめ。使用後はさっと洗濯機に放り込めば、いつでも清潔に使えます。お手頃価格なのも魅力の一つです。
デザイン重視(リネン、オシャレ柄)
サウナ専門店などでは、ファッションアイテムとしてリネンのサウナハットが人気を集めています。シンプルでスタイリッシュなデザインが多く、身につけるだけでこなれた雰囲気を醸し出せます。また、オシャレな柄物を選べば、個性的な装いも楽しめます。
サウナグッズの専門店
サウナグッズ専門店Totonoi Japanではタオル生地やナイロン、コットンといった素材のシンプルなサウナハットを販売しています。人気のタオルサウナハットはAmazonベストセラー商品で楽天市場でもランキング入って、可愛いらしいポケットがついています。私はサウナに耳栓を持って入ることが多いのでこのポケットに耳栓を忍ばせてサ活をしています。
まとめ
サウナハットは、単なるファッションアイテムではありません。適切に選ぶことで、より快適で効果的なサウナライフを送ることができます。
髪の毛や頭皮を大切にしたい方、長時間のサウナを楽しみたい方は、ぜひウール製の高断熱サウナハットを検討してみてください。一方で短時間の利用でデザイン性も望むならリネンハット、気軽に使いたいならタオル地がおすすめです。
サウナハットが必ず必要ではありません。しかし、サウナでのリスクを下げたい場合は、サウナハットは役立つアイテムなので是非検討してみてください。