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肌を守り呼吸もラクに!サウナマスクの魅力に迫る

肌を守り呼吸もラクに!サウナマスクの魅力に迫る

この記事で解決できるお悩み

  • サウナ室の高温による息苦しさを何とかしたい
  • 肌の乾燥やヒリつきに困っている
  • 飛沫対策・咳エチケットを意識してサウナを楽しみたい
  • サウナ室のにおいが気になって集中できない
  • ロウリュウの熱波が苦手で長く入っていられない
鳴海慎吾
鳴海慎吾

こんにちは、鳴海慎吾です。
本日は上記のサウナ室内でのお悩みを解決する記事を書きました!

サウナがブームを迎える中、「サウナハット」や「サウナポンチョ」といったアイテムが注目を浴びています。そんな中で、実はまだ使っている人が少ないものの、呼吸を快適にしたり肌を守ったりと多機能ぶりで密かに人気を集めているのが「サウナマスク」です。「高温多湿の空間でマスクなんて、息苦しくないの?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

しかし、一度使ってみるとその使いやすさとメリットに驚く声も多いのです。本記事では、「サウナマスクって何がいいの?どう選べばいい?」といった基本から、活用シーンや具体的なおすすめ商品まで、じっくりご紹介していきます。サウナ好きの方はもちろん、まだサウナに馴染みがない方にも読んでいただき、サウナマスクの魅力を感じてもらえれば嬉しいです。

  • この記事を書いた人

鳴海 慎吾

宮崎市在住の30代 会社員。普段はIT系の企業に勤めながら平日・土日祝問わずサウナめぐりをしています。サウナブームが再来している中、宮崎県は他県と比べまだまだと感じ、情報発信サイト始めました。 サウナ歴:10年くらい プロフィール

サウナマスクとは?基礎知識をおさらい

サウナマスクとは、高温下でも呼吸を比較的ラクに保ち、肌を乾燥や熱風から守ることを目的に作られたマスクの総称です。市販の不織布や布製マスクは、サウナ室ではすぐに湿ってしまううえ、高温で息苦しさが増す場合があります。一方、サウナ専用のマスクは耐熱性や通気性が考えられており、濡れてもある程度呼吸を確保できる工夫がされているのが特徴です。また、使い捨てマスクよりも洗って繰り返し使える場合が多く、サウナグッズの新たな定番アイテムになりつつあります。

サウナマスクのメリット・デメリット

サウナマスクとは、一般的な不織布マスクや布マスクとは異なり、高温環境での利用を想定して作られたマスクを指します。素材や形状、通気性などが工夫されており、熱や湿度、乾燥といったサウナ特有の環境下でも、呼吸をある程度快適に保ちつつ肌を守ってくれるのが特色です。まずは、そのメリットとデメリットを整理してみましょう。

呼吸がラクになる

サウナ室は高温かつ乾燥した状態になりやすい場所であり、熱い空気が直接鼻やのどに入ることで「息苦しさ」を感じる方もいるでしょう。サウナマスクを装着することで、一度マスク内部を通ってから空気を吸い込む形になり、熱と乾燥を和らげる効果が期待できます。特に遠赤外線サウナなどで乾燥が強い場合、マスクをつけていると呼吸がずいぶんと楽に感じられます。

肌の乾燥を防ぐ

サウナ室で大量の汗をかく一方、上段に座っていると顔に熱風が当たり続けるため、肌が急激に乾いてしまうこともあります。サウナマスクは、この熱風の当たりをやわらげ、肌の水分蒸発を抑える働きをしてくれます。特に濡らしたマスクを装着すると、適度に肌を保湿しながらサウナを楽しむことも可能です。

飛沫対策としても活用

感染症予防のためにマスクをする方が増え、本来サウナ室内はマスク着用しにくかった場所の一つですが、サウナマスクであれば資材が高温に耐えられるよう設計されており、ある程度の飛沫対策もできるのが利点です。多くの人が集まる施設で少しでも咳エチケットに配慮したい方に向いています。

においの軽減

人が密集するサウナ室では、汗などのにおいが気になる場合がありますが、サウナマスクをしているとダイレクトににおいを吸い込みにくくなります。アロマを使用しているサウナでなければ、快適度がアップするポイントです。

デメリットはある?

一方で、サウナマスクにも少なからずデメリットがあります。最大の懸念は「息苦しさ」を感じる方がいること。サウナマスクは通気性を確保しつつも、やはり顔に布や素材を当てているため、素顔でいるよりは圧迫感があるかもしれません。 また、ロウリュウやアロマサウナでの香りを楽しみたい方にとっては、マスクがアロマの薫りを遮ってしまう問題が。香りをメインにリラックスを求めるサウナでは、マスクが邪魔に感じる場合があります。

  • 圧迫感や息苦しさ
    どれだけ通気性に配慮されていても、素顔でいるよりは顔にモノをつけている感覚が増すため、慣れないうちは「少し苦しい」と感じる方もいるかもしれません。
  • 香りを楽しみにくい
    アロマやハーブなどの香りを楽しむタイプのサウナでは、マスクを通す分だけ香りが弱く感じる可能性があります。
  • 持ち物が増える
    サウナ用のハット、マット、ウォッチなど、すでにサウナグッズを複数持っている場合、マスクが新たに加わることで荷物がかさばる点は否定できません。

また、持ち物が増えるのもデメリットの一つかもしれません。サウナハット、サウナマット、耳栓、サウナウォッチ等を装備するサウナーも多いと思いますが装備が一つ増えると管理や洗濯、紛失するリスクなどが発生も懸念します。

どんな時にサウナマスクを使うと良い?

「サウナマスクって使えるシーンと使えないシーンがあるんじゃないの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。以下では、使うと有効なタイミングと、逆に外したほうがよい場面についてご説明します。

こんなときにサウナマスクが役立つ!

乾燥が強い遠赤外線サウナ

熱風でのどが刺激されやすい環境では、マスクで空気をやわらげると呼吸がスムーズになることがあります。

ロウリュウや熱波が苦手

ロウリュウの熱い蒸気が急に顔に当たるのが辛い方は、マスクをしていれば熱波をある程度やわらげられます。

飛沫を抑えたいとき

冬場や流行りの感染症が気になるシーズンは、マスク着用の意識が高まります。サウナ空間でもある程度対策をしたい方には便利です。

施設のにおいが気になる

人が多い施設では、汗や室内のにおいがこもりやすいことがあります。マスクをすることで直接的なにおいを軽減できます。

サウナマスクを外したほうがいい場面

香りメインのサウナを楽しむとき

アロマやハーブなどの香りを十分に味わいたいときは、マスクを着用すると香りが密封されがち。好みで使い分けるのがおすすめです。

すでに高湿度のミストサウナ

ミストサウナやスチームサウナは、むしろ湿度が高く呼吸もしやすいため、マスクの恩恵を感じにくい場合があります。

サウナマスクの選び方

サウナマスクと一口に言っても、メーカーやブランドにより素材や形状はさまざま。自分に適したものを選ぶためにチェックすべきポイントを押さえておきましょう。

サイズのチェック

息苦しさを感じにくくするためには、自分の顔に合ったサイズかどうかが重要です。大きすぎると隙間ができ、十分に熱風を防げない一方、小さすぎると鼻や口が窮屈になります。紐部分にアジャスターが付いていると調整がしやすく便利です。

【コンテックス】 今治サウナマスク (Amazon)

  • 今治タオルの技術を生かした柔らかな素材感が魅力。
  • 濡らして使っても息苦しさが少なく、アジャスター付きでフィット感を調節しやすい。
  • 洗濯後も乾きが早く、繰り返し使いやすいのが特徴。

機能性や素材

サウナ用に開発されている商品であるかどうかはとても大切です。濡らして使う前提なのか、あるいは乾いたままでも通気が確保されやすいのかなど、メーカーの説明書きを確認しましょう。高温に多少なりとも強い素材や、速乾性がある素材なら、サウナ室での使用後も扱いやすくなります。

【ベストサウナハット】 サウナマスク (Amazon)

  • 厚手の三層構造で機能性に優れ、高温環境でも比較的しっかりと形状を保つ。
  • 飛沫対策だけでなく、熱波をソフトに受けられる構造が好評。
  • アウフギーサーも絶賛!

デザインで選ぶ

落ち着いたカラーやシンプルな形が多い一方、最近は柄付きやカラフルなタイプも増えてきました。お気に入りのデザインならサウナに入るモチベーションも高まるので、実用性と見た目の両面から気に入った一枚を選ぶのがおすすめです。

【Primal Blue】サウナマスク「Air」 泉州タオル (Amazon)

  • 吸水性に優れた泉州タオル生地を採用。
  • 濡らしてから装着すると肌当たりが心地よく、呼吸もしやすい作り。
  • ロゴがワンポイントで控えめなデザインなのも使い勝手が良い。

コロナ禍で注目度アップ!サウナマスクの背景

実はサウナマスクそのものはコロナ禍以前から存在していました。ロウリュウの強い熱波や乾燥しやすいサウナで、少しでも呼吸をラクにしたいという方がタオルを口元に当てていたのが始まりとされます。

コロナ禍でマスク着用が当たり前になったことで、メーカー側もサウナに特化した素材や形状の商品を次々とリリース。今では呼吸の快適性だけでなく、肌を保護したり周囲への飛沫を抑えたりとさまざまな目的で使われるようになりました。

コンテックスの今治サウナマスクを試してみた

筆者が愛用しているのは、【コンテックス】 今治サウナマスクです。ネイビーを選んでみましたが、シンプルな色味で周りの視線も気になりにくいところが気に入っています。特徴はやはりタオル生地の柔らかさ。水分を含ませた状態でサウナに入っても、息がしづらくなる感じが少なく、頬や口元を心地よく包んでくれます。

ロウリュウのときは熱波が直接当たるのを抑えるので、のどがピリピリしにくくなりました。
洗濯後も早めに乾き、大きめのアジャスター付きなのでフィット感の調整がしやすい点もおすすめです。季節や行く施設によっては「アロマを堪能したいから外す」「今日は乾燥が気になるからつけて入る」など、シーンに合わせて使い分けるようにしています。

こんな方におすすめ

・サウナで息苦しさを感じやすい方
・ロウリュウや熱い蒸気が苦手な方
・周囲の飛沫やにおいが気になる方
・お気に入りの肌を守りつつサウナを満喫したい方

まとめ

サウナマスクはまだ一般的とは言いきれませんが、高温の空間で呼吸を和らげるだけでなく、肌の乾燥予防や飛沫対策までこなしてくれる多機能アイテムです。アロマの香りを堪能したいサウナでは外し、乾燥が辛いサウナやロウリュウが苦手なときには活用するなど、上手に使い分けることでサウナ時間をより満喫できます。ぜひ自分に合ったサウナマスクを探し出し、新たな快適スタイルを試してみてください。

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鳴海 慎吾

宮崎市在住の30代 会社員。普段はIT系の企業に勤めながら平日・土日祝問わずサウナめぐりをしています。サウナブームが再来している中、宮崎県は他県と比べまだまだと感じ、情報発信サイト始めました。 サウナ歴:10年くらい プロフィール

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