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ヒートショックとは?サウナをより安心して楽しむ方法

ヒートショックとは?サウナをより安心して楽しむ方法

この記事で解決できるお悩み

  • ヒートショックとは何か知りたい
  • 急な温度変化のリスクを減らしながらサウナを安心して入りたい
  • サウナ初心者だけど、ヒートショックを起こさない方法を探している
  • 体を温めたいけれど安全面も気になる
鳴海慎吾
鳴海慎吾

こんにちは、鳴海慎吾です。
本日はヒートショックに関する記事を書きました!

サウナに入ると、熱気に包まれて心身がリフレッシュできるように感じますよね。しかし、サウナは体を温める一方で、少なからずリスクも存在します。そのひとつが最近、良く耳にする「ヒートショック」です。ヒートショックとは急激な温度差によって体に強い負担がかかる現象のこと。

特にサウナで熱くなった体を急に冷やしたりすると、血圧の変動が大きくなり、思わぬ体調不良を引き起こすことがあるのです。この記事では、サウナとヒートショックの関連性や、その予防のための具体的な対策方法を分かりやすく紹介していきます。サウナ好きな方はもちろん、これからサウナを試してみようかな…と考えている方にも役立つ内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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鳴海 慎吾

宮崎市在住の30代 会社員。普段はIT系の企業に勤めながら平日・土日祝問わずサウナめぐりをしています。サウナブームが再来している中、宮崎県は他県と比べまだまだと感じ、情報発信サイト始めました。 サウナ歴:10年くらい プロフィール

ヒートショックとは?

ヒートショックとは、短時間のうちに体温や血圧が大きく変動し、体に成分的な負荷がかかる状態を指します。一般的には入浴やサウナなど、高温環境と低温環境を行き来する場面で起こりやすいとされており、急激な温度差が血管を収縮・拡張させることで心臓や血管に大きなストレスを与えることが原因です。特に寒い季節には浴室や脱衣所との温度差が極端に大きくなるため注意が必要といわれています。

サウナの場合、熱源に近く、高温多湿の空間で体が温められた直後、外気や水風呂で急激に冷却される過程で血圧のアップダウンが起こりやすいのです。若い方でも体調不良の引き金になることがありますし、ご年配の方や持病のある方はより注意が求められます。

サウナとヒートショックの関係

サウナの主な楽しみ方の一つが「温冷交代浴」。熱いサウナ室でじんわり体を温めたあと、水風呂やシャワーで急激に冷やして爽快感を得る方法です。実際、この温冷差が好きでサウナに通う方も多いでしょう。ただし、この温冷交代浴がヒートショックのリスクを高める側面も持っています。特に以下のような条件が重なると、ヒートショックにつながりやすいと考えられています。

  • 暑いサウナ室に長く入りすぎた場合
  • 水風呂や外気浴の温度が極端に低い場合
  • 休憩時間を十分に取らず、頻繁にサウナと水風呂を往復する場合

ヒートショックを予防するためには、サウナ室での入浴時間や温度管理、そして水風呂への入り方を丁寧に行うことが大切です。温冷交代浴についての詳しい解説は以下を参考にしてみてください。

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ヒートショックの兆候を早めにキャッチ!

実際に、ヒートショックが起こりそうなサインを見逃さないことも重要です。例えば、サウナや水風呂で次のような症状が出たら中断し、すぐに休憩をとりましょう。

  • めまい、ふらつき
  • 胸の圧迫感、息苦しさ
  • 強い動悸や脈の乱れ
  • 手足のしびれ、寒気

このような兆候が少しでもあれば、一旦座って体を落ち着かせ、水分を補給したり、屋内の適温エリアで安静にしましょう。無理に我慢せず、体が発するSOSに耳を傾けることが大事です。

鳴海慎吾
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少しでも様子が変だな、いつもと違うなと感じたらSOSのサインです。サウナからでる、もしくはサウナに入らない選択肢も考えましょう。

ヒートショックを防ぐ対策

続いて、サウナでヒートショックを起こしにくくするためのポイントをいくつかご紹介します。

事前の水分補給

サウナ前にはしっかりと水分を補給しましょう。体の水分量が不足していると血液がドロドロになり、血圧の変動に対応しにくくなるからです。また、サウナ後もできるだけこまめに水分を取ることで体調を安定させやすくなります。

短時間での温冷交代は避ける

サウナ室で長時間汗をかき、水風呂で一気に冷えるのを何度も繰り返すと、体への負担が大きくなります。特に慣れていない人や体力に自信のない方は、サウナに入る時間も短めにし、冷却もほどほどに行うよう意識しましょう。

休憩スペースを有効活用

サウナと水風呂を往復する間に数分から十数分程度の休憩をはさみ、心拍数や血圧が落ち着く時間を確保することが重要です。リラックスできる椅子やスペースがあれば積極的に利用しましょう。休憩中に呼吸を整えながら、水分を追加で取るのも忘れずに。

室温や自身の体調を見極める

サウナと言っても施設によって室温や湿度が異なります。さらに、日によって自分の体調も変わりますから、いつもと同じ感覚で入るのは危険です。「今日は調子が悪い」「すでに疲れが溜まっている」と感じる時は、無理をせず温めのお湯や低温タイプのサウナを選ぶなど、調整して楽しむことが大切です。


まとめ

サウナは温かさを楽しむだけでなく、リラクゼーションや気分転換の場としても魅力的ですよね。ただ一方で、ヒートショックのリスクにも十分に目を向ける必要があります。特にサウナ室から水風呂への急激な温度変化は体に負担をかけます。

しっかりと水分を補給し、サウナの利用時間を控えめに調整することや、休憩をはさみながら無理のないペースで繰り返すことが安全面で大切です。サウナをより快適に楽しむためには、自分の体調と相談しながら賢く活用していきましょう。

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鳴海 慎吾

宮崎市在住の30代 会社員。普段はIT系の企業に勤めながら平日・土日祝問わずサウナめぐりをしています。サウナブームが再来している中、宮崎県は他県と比べまだまだと感じ、情報発信サイト始めました。 サウナ歴:10年くらい プロフィール

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